7月3日 日曜日 10時から栃木県青年会館(コンセーレ)にて、女医会講演会が開催されました。

講師はエッセイスト、元ニュースキャスターの若林正人氏。東大法学部を主席で卒業され、東京銀行に就職するも47歳で退職。テレビ朝日の報道番組「ニュースステーション」の一般公募で6000人の応募者のあったオーディションに挑戦、異色のキャスターとして採用された。「夜桜中継」でおなじみ。その後「スーパーモーニング」のメインキャスターとして活躍。
本日は「グローバル化の時代、心豊かに生きるために」と題してお話しくださいました。突然宇都宮の夜桜中継が始まり、懐かしい口調に会場は和みました。若林さん自身も、これをやってからでないと調子が出ないだそうです。
テレビ中継のからくり。東京銀行デュッセルドルフ支店を初め、フランクフルト、ハンブルグ、ウィーンと海外生活での経験談など、73歳とは思えない位 のギャグを交えた話しにあっという間の二時間でした。東大法学部を主席で卒業した人、テレビに出ていた有名人なんて思えない程、気さくな話し好きの元気なおじさんという印象でした。何回も講演中お話しされた、先生方歯科医はちょぼちょぼの人生で丁度いいんですっておっしゃったのが、みんなに受け、みんなその言葉に納得、慰められたようです。
講演会後の懇親会ではほろ酔い気分になられ、これから新幹線で信州松本までちゃんと帰れるかしら？と心配になりました。