我が家の軌跡(奇跡)【33】
高校受験は、引っ越して間もない頃に進路を決めなければならなかったので、分からず、父の友人の外科病院の院長が勧めるエスカレーター式に大学まで行けると言う私立の学園にした。
両親の考えは子供の頃から習っている日舞で生計をたてるが、大学は出た方が良い。 と言うものだった。
明美もその頃は何も考えていなかったので、言われるまま進んだ。
高校入学前の春休みに一人で新潟に遊びに行った。
帰って来るなり喘息の発作が出て、入学式にやっとの思いで出席し、次の日から一ヶ月休んでしまった。
毎日発作で横になって寝る事が出来ず、座位で寝ていた。
毎日団地の外れにある内科まで、注射を打ちに通った。
一番大事な基礎の時期を休んでしまった。
当然、勉強は出遅れ、特に数学はちんぷんかんぷん。
入学時Bクラスだったのが、二年生では、Dクラスになっていた。(成績順のクラス分け)
つづく
2018年6月3日 (日)
カテゴリー: こばやし明美先生ブログ