昭和53年4月16日付け入局が決まった。初めて親元を離れる。従兄弟達が引っ越し我が家手伝ってくれた。男性立入禁止の女子宿舎にこの時ばかりは堂々と立ち入って家具を運んでくれた。
晴天に白い建物が映える4月の事だった。
ジュニアレジデントとしてポケットベルを持たされほぼ24時間勤務。医局員が少なかった為、外来と病棟の掛け持ちでなんでもやらなくてはいけない。国家試験の合格発表が6月末だったので心細く、5月の連休は帰省せずに発表を待った。
当時、出身地の新聞に合格者の名前が載った。結果は無事合格。これで堂々と診療が出来ると安堵した。
2020年7月28日 (火)
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